WordPressのメンテナンス・保守は誰に任せるべきか? 技術力で見極めるポイント

WordPressの保守・メンテナンスサービスには、月額5,000円程度のものから10万円を超えるものまで、幅広い選択肢があります。

この価格差は単にサービス内容の違いだけでなく、提供される技術力やサポート範囲にも大きく影響されます。では、どのような点が料金に反映されているのか、詳しく解説します。

目次

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保守・メンテナンスとは何をするのか

保守・メンテナンスサービスの基本的な内容は、WordPress本体やプラグイン、テーマのアップデート、不具合修正などです。

特に、アップデートに伴う問題への対応が重要であり、これがサービスの質を大きく左右します。
詳しくは以下の投稿にまとめてありますので、参考にしてください。

アップデートの頻度がサービス品質を決めるカギになる

サービスによって、アップデートの頻度には大きな違いがあります。

  • 月1回、定期的に実施
  • 必要に応じて随時実施
  • 1年に1回のみ実施
  • 自動更新を有効化するのみ

頻度が低い場合、更新されていない期間に脆弱性が発見されるリスクが高まります。特にセキュリティ修正が含まれるアップデートは、迅速に対応できる体制が不可欠です。

しかし、サービスによってはセキュリティ情報を適切に収集していないケースもあり、その場合、重大な脆弱性を放置してしまう可能性があります。


どこまで対応できるのか? 技術力の差が生む違い

保守サービスの料金が高い場合、単に「対応時間が長い」というだけではなく、対応できる範囲の広さが関係しています。

低価格なサービスの特徴

  • 1サイトにかけられる時間が限られる(1〜2時間程度)
  • 大きな修正が必要な場合は追加料金が発生
  • 修正までに時間がかかるため、運用に支障をきたす可能性がある

高価格なサービスの特徴

  • サイトごとに十分な時間が確保されている
  • 軽微な修正であれば追加費用なしで迅速対応
  • ダウンタイムを最小限に抑えた運用が可能

知識・技術レベルの違いがリスクを左右する

保守サービスを提供する会社や個人の技術レベルも重要なポイントです。特に、以下のような知識・技術を持っているかどうかが大きな差となります。

  • WordPress本体だけでなく、サーバーやデータベースの知識がある
  • セキュリティ対策について深い理解がある
  • メールやドメイン管理など、Webサイト運営全般の知識がある

知識のないまま運用を続けると、問題が発生した際に適切な対応ができず、結果的に運用コストが増加するリスクがあります。


信頼できる保守サービスの選び方

信頼できる保守サービスを選ぶには、提供元が適切な情報を収集・活用しているかを見極めることが重要です。

  • WordPressの公式情報を直接追っているか
  • セキュリティ関連の情報(IPAなど)を定期的にチェックしているか
  • WordPressコミュニティ(WordCamp、Meetupなど)に関わっているか

公式情報を直接得ている企業や専門家ほど、最新の技術やセキュリティ情報に精通しており、より安全な運用が可能です。

どこに相談すればいいのか?

「では、信頼できるサービスをどうやって探せばいいのか?」という疑問が残るかもしれません。方法の一例として、

  • WordPressのコミュニティで実際に話を聞いてみる
  • WordCampやMeetupで登壇している専門家に相談する
  • 信頼できるホスティング会社に紹介を依頼する

などが挙げられます。

特に、さくらインターネットやエックスサーバーなどのホスティング会社では、WordPressの適切な運用を推奨しており、メンテナンスサービスについての相談にも応じてくれる可能性があります。

まとめ

Webサイトを安全に運用するためには、適切なパートナーを選び、適正な料金でサービスを受けることが重要です。料金だけでなく、提供される技術やサポート範囲をしっかり見極めて選びましょう。

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